2011年11月24日木曜日

留学するという選択。

ここ最近、留学するということについて色々考えるのだけど、
本当に、日本って地理的に隔離されているな、というのを実感する。

留学生の友達や家族が頻繁にモスクワ入りするものだから、航空券が幾らか聞いてみると、ドイツとかオーストリアから往復で1万円とか2万円とかなんだって!ちょっとお金貯めればこれちゃう金額。

同じように、ドイツ人だけどオランダの大学で4年間勉強している子とか、大学のカリキュラムで、必ず1セメスターは海外インターンシップが課せられている子とか、そんな子が沢山。

日本から留学っていうと、一世一代の大決心!という感じがとてもするんだけど、ヨーロッパの人にとっては、全然そんなことなくて、すぐ近くの国だからフットワークも軽くなるわなー。


案外日本の私立大学で勉強しているよりも、海外留学した方が安くつくなんていうケースもあるんじゃないかと。教育水準が高くて有名な、オランダで勉強しているドイツ人によると、今勉強している大学は、とてもインターナショナルで(授業は英語)、ドイツの大学よりは授業料は高い(ドイツは授業料はとーっても安い)けど、それでもオランダの大学は年10万円位なので選んだそう。東京の私立大学で勉強する約10分の1!生活費も家賃3万円とか、そんなもん。寮だったらもっと安いだろうし。いいことづくめ。

とはいえ、教育のボーダレス化は良い事ばかりじゃないのですが・・・。例えば、オーストリア(ドイツ語圏)のウィーンの大学では、ドイツよりも授業料が安いという理由で、大量のドイツ人が留学(入学?)してきて自国のオーストリア人の教育機会が失われていて問題になっているそう。

それでも、多くの日本人は、海外留学といえばアメリカやイギリスの大学(授業料高い)しか見て無かったり、日本の大学に行くのが当たり前(だと思わざるおえない地理状況)と考えてしまうなど、視野が狭かったりするのです。そもそも、高校までにある程度英語ができたらもっと選択肢も増えるのかな~?

海外の大学を選んだほうが安く済む(しかも日本の大学よりも良い教育受けれてると思う)なんて、なんだか逆説的。

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