2011年12月6日火曜日

12月5日の赤の広場。

モスクワからこんにちは!

今日は、朝から赤の広場に行ってきたんだけど、赤の広場をぐるーーーと、柵でかこんで、警官が立っていて、どこからも入れない様子。

何かイベントがあるとき、どこからともなく、大量の警官がやってくる。
実は昨日・・・

[モスクワ 5日 ロイター] 4日実施されたロシア下院選挙(定数450)で、プーチン首相率いる与党「統一ロシア」が大きく後退した。
ほ ぼ最終段階にある暫定結果と予想によると、「統一ロシア」の得票率は49.5%で、238議席を獲得したとみられる。ただ、得票率は4年前の前回選挙の 64%を下回り、議席数も315議席から大幅に減らし、プーチン首相にとって今回の選挙結果は1999年に権力の座に就いて以来の大きな後退となった。

ロシアでは昨日選挙があったのですよ。 (残念ながらテレビがないので、こういう情報は全て日本のメディアから知る訳なのですが笑)それで、その結果を受けて赤の広場では決起集会みたいな統一ロシア(プーチンの所属している党)によるイベントが行われている模様でした。

ちょっと、考えてみた。こんなに多くの警官がどこからくるのか。
そしたらね、これまた今日初めて知ったんだけど、ロシアに徴兵制があるってこと。
徴兵制って・・・。
でも意外に徴兵制を課してる国って、まだまだあるんだよ。本当にびっくりするけどね。
日本の大学でも韓国人の男の子は、徴兵行ってたりするから年齢が少し上だったりする。
この前オーストリアとドイツ人の友達と、ちょうどこういう話することがあったけど、オーストリアも徴兵制度があるってことと、ドイツの徴兵制度が本当に最近廃止されたってことに驚いた。

それから、徴兵に行ったドイツ人の子に聞いても批判的な意見というよりは、プラスにとらえていた事も意外だった。例えば、徴兵に行く前は、脱いだものも脱ぎっぱなしの散らかし放題だったけど、今は整理整頓しないと気が済まないとか、自分を守る術を学んだとか(銃の撃ち方とか組み立て方とか、普通に生きてたら教われない)、規律を重んじるようになったとか。
こういう徴兵制も長い目で見たら、徐々に国民性に反映されてくるのかもしれないとか考えちゃうけど、どうなんですかね?(ドイツ人は規律や時間に厳格な人種といわれてるから)

もちろん徴兵制なんてなくてもいいような平和な世界になってほしいし、徴兵制みたいな男子だけの義務っておかしいけど、そのおかげで補われている何かもある訳で、私がこんなところで結論出すのなんて100年早いけど、日本に居たらそういう事をまともに考えることもあんまり無いからね。

とりあえず、ありがとうロシア。(笑)




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